出航の瞬間はデッキが最高
出航の瞬間はデッキで見届けたい!と思うのは私だけではないはず。我が家は全員そのタイプなので、みんなで甲板へ出て出航の瞬間を見届けます。
静かに岸を離れ、ゆっくりと進むフェリー。とても静かな出航でした。

本州とはしばしのお別れです。

出航してみると、天気の影響か波が大きく、船も揺れを感じました。酔い止めを準備してよかったです。
さぁ、楽しみにしていた船内探検
出航後しばらくすると、船内の売店がオープンしました。これは行って見なければ!せっかく乗ったので、フェリーの中を楽しみ尽くしたいのです。よくばり。
売店には、ちょっとした食べ物の他に、フェリーグッズや限定アイテムが揃っていました。旅の記念にピッタリですよね。


船内にはお弁当の販売は見当たりませんでしたが、自動販売機と電子レンジがあって、自分で用意した軽食も温め可能です。近くにイートインスペースもあって、多くの人が食事をされていました。
\お金入れ放題、買い放題/


せっかくの体験なので、船内で買ったものを娘の思い出にしたくて、自動販売機でカップラーメンを買うことにしました。
\ごちゃごちゃ言わずに買うがよい/


お昼ご飯は船の上で頂きます
今回のフェリーの乗船は、10時から13時40分です。なので、お昼ご飯を船の上で食べる予定でした。前日コンビニで買ったものに加えて、青森フェリーターミナルの売店で買ったもの、さっきかったカップヌードルと豪華なラインナップになりました。
船上グルメはカップヌードルで思い出作りを!
せっかくなので、我が家は船内でカップヌードルを購入しました。自動販売機で値段は240円です。普段なら高く感じるかもしれませんが、旅先の特別感はプライスレス!「物より思い出、金より思い出!」の精神で即決です。
娘は、カップヌードルの自動販売機自体が初めてで、さらにワクワク感が募っています。娘が楽しそうな顔を見るだけで、私も嬉しくなりました。
カップヌードルは、お部屋で頂いて、家族4人で分けます。
\3分お待ちください/


お湯を注いで待つ時間すら楽しく、湯気とともに漂う香りにみんなソワソワです。そして実際に頂くと、「うわ!美味しい!」「やっぱり旅先で食べるカップヌードルは別格!」とみんなで納得しました。
青森の郷土料理「玉子とうふ」を始めて食す
この青森フェリーターミナルで購入した、「玉子とうふ」は、人生で初めて出会いました。茶わん蒸しみたいな中身なのに、お豆腐のような容器に入っていて、とても不思議です。
絶対美味しいとわかっているのに、初めてものだとちょっとドキドキしますよね。食べてみると、ひんやりと冷たく、口に入れた瞬間からすっと涼しさが広がる一品でした。なめらかな玉子とうふは、カツオだしと昆布だしの旨みがたっぷり染み込み、噛むほどに豊かな風味が広がります。中には椎茸、竹の子、なると巻、鶏肉といった茶わん蒸しを思わせる具材がごろごろ入っていて、見た目にも楽しく、食感の変化も魅力的です。冷たい状態でもしっかりと味が感じられ、さっぱりとしながらも満足感のある味わい。具が思った以上に大きいこともあり、コンビニで買ったおにぎりと一緒に食べると、最高!夏にぴったりの涼やかなごちそうです。
\はじめまして/


青森のリンゴジュースを飲み比べる
食後は、ターミナルで買ったリンゴジュースの飲み比べタイムに突入です。りんごジュースって、そんなに味が違うイメージがなかったので、興味津々です。でも飲んでみると・・・全然違う!
「ふじ」は濃厚で甘みが強く、リンゴそのものをかじっているような満足感。
「王林」は爽やかで後味スッキリ。
娘は「ふじ」推し、私は「王林」派。ジジとババは「両方好き」。みんなでのジュースを味見しながら、家族で笑顔のひとときです。
\どっちもおいしいのだ/


函館まではベッドでのんびり
お昼を済ませて、それぞれの部屋に戻りました。娘と私は、せっかくなので部屋着に着替えて、ベッドでゴロゴロ。お腹いっぱいになったことと、酔い止めが効いていることで、横になるととても心地よかったです。しかも、横になることで船の揺れをあまり感じずにいられました。それに加えて、お部屋にあった部屋着の着心地がやらかくて肌触りが良くて最高!。とても癒される空間と時間になりました。
部屋で寝転んでいるうちに、函館港が近づいてきました。3時間40分の船旅は、驚くほどあっという間。「このお部屋なら、何日も居られるね」と名残惜しいくらい充実した時間でした。
今回は、フェリーの乗船時間が昼間だったこともありシャワーは使いませんでしたが夕方から夜に乗船する方には、お部屋にシャワーがあるととても便利ですね!
青森→函館の津軽海峡フェリースイートルームは思った以上に快適!
今回の津軽海峡フェリー移動は、予想を大きく超える快適さでした。特にスイートルームは、移動手段というより「もう一つの宿泊体験」といえるレベル。エスカレーター完備、アメニティ充実、プライベート空間確保…これなら小さなお子さん連れや年配の方にもおすすめできます。
移動日だからといって単なる移動で終わらせず、「旅の一部」として楽しめるフェリー旅。
次に青森や北海道を訪れるときも、きっとまたこのルートを使いたくなる…そんな素敵な1日になりました。