このブログは、ふうこのバケットリスト「死ぬまでにやりたいこと100」を紹介しています。自分らしく輝き続けるために大切にしている夢や目標を、毎日の生活に彩りを添える小さな願いから大きな挑戦まで、一つずつ心を込めて実現していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
\ふうこのバケットリスト「死ぬまでにやりたいこと100」はこちらをどうぞ/

いよいよこの日がやってきました。
半年ほど前から少しずつ準備を進めていた、夏の間の北海道・釧路への移住。「いつかは住んでみたい」とずっと思っていた場所へ、本当に向かう日がくるなんて──。
待ちに待った移動当日、初日は神奈川から青森を目指して移動します。
まずは車での大移動、1日目。目的地は約770km先の青森市。1日で走るにはなかなかの距離ですが、家族4人でのドライブならきっと楽しい旅になるはずです。
この日は朝早くに自宅を出発し、少しずつ北上しながら、いくつかのサービスエリアに立ち寄って休憩をしつつ進んでいきます。今回はその1日目の記録です。

いよいよです!楽しみにしていた釧路移住。
運転は一人でするので、安全運転でがんばります!
この日の計画は青森市にたどりつくこと
我が家は4人家族(ジジ、ババ、ママ(私)、娘)で、この4人で外出することも多いです。が、ここのところジジババが年齢を重ねたこともあり、トレイ休憩をたくさん取ること、急げないこと、無理をさせられないこと、が分かっています。なので、「みんな体調よく、この日中に青森市にたどり着いて、予約しているホテルに入る」がこの日絶対やりたいこと です。
とはいえ、神奈川の自宅から青森市まで約770kmという長距離を1人で運転することを思うと、無理せず安全に、休みながらゆっくり行く とも決めていました。
ただ、出来るなら、青森市に明るいうちに到着して、青森市内の観光をしたい!と思いながら出発です。
朝5時台に神奈川出発!積み込んだ荷物の山
数日前に、「当日の朝は5時に出発する!」と家族に伝えました。
ただし、荷物の積み込みは当日の朝と決めていました。なぜなら、特にババが直前になって心配になることが多いので、前日に荷物を積み込んでもまた全部出して中身を確認しないといけなくなるからです(経験あり)。それと、前日は、移住の間1カ月間のテレワークをすることもあり、出社してやらないといけないことを終わらせておきたくて、帰るのが多少遅くなる予定でした。
朝4時に起きて、予想通り、ジジがトイレにこもり、ババが「あれ持ったかな?念のためもっと持って行こう。これ忘れた!」と家の中をウロウロし、娘がおやつを気にしている間に、玄関に積んであった荷物をひたすら車に積みました。
今回お世話になるのは家具・家電・布団付きの物件。なので、家財道具をすべて持っていく必要はありません。とはいえ、生活用品やお気に入りのもの、衣類、自宅に置いていけない観葉植物などを合わせると、それなりの量になってしまいますね。すでに宅急便で、大きな段ボール2箱(140サイズ)を事前に送ってあります。それでも、愛車のミニバンのトランクと3列目のシートに、荷物がぎっしりになりました。
ジジとババが交代に何度もトイレに行っている間に娘が家中の戸締りを確認してくれて、予定通りのほぼ5時に出発できました。


コンビニで朝ごはんと飲み物を調達して高速道路へ
高速道路に乗る前に、コンビニ寄って、途中でお腹が空いたと言う人がいることに備えて、サンドイッチとおにぎり、ペットボトルの飲み物、ママ(私)が飲む用のコーヒーなどを買いました。
これがやはり正解で、この後、午前中は3人(ジジババ娘)みんな代わる代わる寝ていて、起きている人がお腹が空いて何か食べる、何か飲む、ということを繰り返しました。食べ物が載っていなかったら、ママ(私)も含めてイライラしたんじゃないかな、と思います。
事前の準備、大切ですね。
最初の休憩は栃木県・上河内(かみかわち)SA
朝6時前に八王子インターを通過しました。東北道を北上していくと、車の数がぐっと減ってきて走りやすくなります。
午前中は3人(ジジババ娘)が代わる代わる、時には全員寝ていたこともあり、トイレ休憩のリクエストもなく、長距離進むことが出来ました。
8時過ぎ、栃木県に入ったあたりで、「上河内SA」で最初の休憩を取ることにしました。
「上河内サービスエリア(下り)」は、東北自動車道を北上して最初の大きな休憩所です。自然に囲まれた落ち着いた雰囲気で、朝日を浴びながらリフレッシュして、ドライブの疲れを癒すのにぴったりの場所でした。朝早くの時間帯でも清潔感があって、トイレや売店、フードコートが充実していて、安心して休憩できました。
コンビニで買ったものをつまみながら来たので、ババと娘は、「お腹空いてないから朝ごはんいらない」と言い、売店の探検に行きました。でもジジはちゃんと「朝ごはんを食べたい」タイプなので、ジジと私の2人で朝ごはんタイムにしました。ジジが惹かれたのは、和食レストランの「朝がゆセット」。体にやさしく染み渡る味。長旅のスタートにはぴったりの朝食です。


娘はというと──まさかの「バニラアイス」。朝から豪快に山盛りアイスクリームを食べるその姿に、思わず笑ってしまいました。旅先では、こんなちょっとした“非日常”が嬉しかったりするものですね。


レストランの他に、売店も広く、パン屋さんもあって、宇都宮らしく「餃子」を使ったお菓子やお土産品がたくさん並んでいます。小腹が空いたときにぴったりな軽食メニューや、季節の限定アイスクリームなどもあり、ちょっとした“旅のご褒美”を見つける楽しみもありました。ゆっくりと朝食を頂いて、休憩も出来ました。
福島県・安達太良(あだたら)SAで桃づくし!
次の休憩は10時前、福島県の「安達太良SA」です。
このあたりは桃の名産地。サービスエリアの中も、桃・もも・モモ!と、桃づくしの商品であふれていました。


中でも気になったのが、「ももオレ」「もも日和」「桃100%ジュース」。
どれも魅力的で迷いましたが、今回は「もも日和」をチョイス。ストレート果汁で、果肉もたっぷり。濃厚なのに後味はスッキリ。


さっき朝ごはんを食べてあまりお腹は空いていないのですが、せっかくなので何か食べたい!パン屋さんで見つけた「赤べこパン」を試してみることに。福島の郷土玩具「赤べこ」を模した可愛らしいパンです。この赤べこちゃん、すました顔をしていますが、中にリンゴのジャム(しかもリンゴがしっかり入ったやつ)がたっぷり入っていました。ジャムというより、角切りリンゴ入りのフィリングと言った方が正確なくらい。甘すぎず、ほんのり酸味があって美味しかったです。「お腹いっぱい」と言っていたジジが意外とたくさん食べたので、家族で大笑いでした。
もものジュース(もも日和)は、何と美味しい!!!もものジュースも期待通りの濃厚な桃です。飲み物なのに、飲んだら喉が渇いたのかと思うくらい濃厚なあれ(←どれ?)です。


あれこれ気になるグルメが並ぶ中、「伊達鶏のしょうゆカツバーガー」にも目を引かれましたが、朝がゆでお腹がいっぱいだったため、今回は断念。次に通るときには絶対食べたいと心に誓いました。


宮城県・長者原(ちょうじゃがはら)SAで牛タンタイム
12時頃に着いたのは、宮城県の長者原SA。家を出てからここまで、家族3人はうつらうつらしたり、ぐっすり寝たりで、。起きていても1人だけなので、自分で何か飲んだり食べたりしてまた寝る。クルマの中はかなり静かでした。
せっかく宮城に来たので、「宮城といえば、やっぱり牛タンでしょ!」ということで、私と娘は軽く牛タンをいただきました。脂がのっていて柔らかく、それでいて噛み応えもあって大満足。


ジジババはというと、12時だからということもあり、しっかりした昼ごはんが食べたかったようで、豚汁セットと冷やし中華を注文していました。
サービスエリアでは、ご当地の名物を気軽に楽しめるのがうれしいですね。
最後の休憩は岩手県・岩手山SAで冷麺を
午後2時過ぎに、岩手県の「岩手山SA」へ到着。ここがこの日の最後の休憩ポイントです。先ほどの長者原SAを過ぎて、さすがにみんな目が覚めたようで、クルマの中はとても賑やか。家を出る前に、私が荷物をガンガン詰めたので、「おい!あれはどこにおいた?」「ママ。〇〇がない。どこ?」が始まり、午前中とは全く違う車のようです。
気温は少しひんやり。道中で感じた福島や宮城とはまた違った、清涼感ある空気が心地よいエリアです。
ここでは、「盛岡冷麺」をシェアしていただきました。だって岩手県だもの。あっさりとしたスープと、もちもちとした独特の麺の組み合わせが絶妙。娘が「このスープ、水筒に入れて持ち歩きたいくらい美味しい!」と感激していたほど。


普段食べている冷麺(冷やし中華)と違って、麺がもちもちで歯ごたえがあって、最高。スープもとてもたっぷりでした。キムチにも驚いたけど、スイカにもびっくり。SAで名物を堪能できるなんて最高です。しかも、フードコートなので、1つ頼んで家族4人で遠慮なくシェアできるのも嬉しいポイントです。
神奈川でガソリンを満タンにしてきましたが、さすがに700km以上は走れません。このSAで給油をすることにしました。でも・・・SAのガソリンは高いので、青森市内まで持つくらいを入れました。
青森インターに16時過ぎに到着!
長い1日を終え、青森インターに到着したのは、午後4時すぎ。ほぼ予定通り、いや、少し早めに到着することができました。ここまで大きな渋滞もなく、トラブルもなく、車内も和やかなムードで過ごせたことに、心からホッとしました。
1日で750km移動するというのは、体力的にもなかなか大変なことではありますが、こうしてご当地の味を楽しみながら、サービスエリアでちょこちょこ休憩を挟んで進んでいくと、むしろ“旅らしさ”が感じられて、気持ちの良い時間になりますね。
このあと、青森観光をしようと思います。