このブログは、ふうこのバケットリスト「死ぬまでにやりたいこと100」を紹介しています。自分らしく輝き続けるために大切にしている夢や目標を、毎日の生活に彩りを添える小さな願いから大きな挑戦まで、一つずつ心を込めて実現していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
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昨日は、自宅の近くで買い出しをして、お昼は市場で勝手丼を食べ、夜は市場と雷さとうで買った食材で、のんびりおうち夕飯を楽しみました。

さて。週末のお楽しみ。家族でドライブに出かけます。明日はママ(私)が仕事なので日帰りドライブです。
今回の行先は、根室半島の納沙布岬。釧路から片道約180kmのドライブです。天気は曇り、気温は朝は半袖じゃちょっと寒いくらいです。涼しくていいですねぇ。最高。
片道180km、北海道らしい曇り空から出発
朝の気温は半袖だと少し肌寒いくらい。曇り空の下、湿気が少なく涼やかな空気を吸い込むと「やっぱり北海道はいいなぁ」と自然に口に出てしまいます。夏なのに暑さで汗をかくこともなく、窓を開けて深呼吸すればひんやりとした風が頬をなでていく。旅のスタートとしては最高のコンディションです。
本来なら最短ルートで150kmほどですが、ジジババが「せっかくだから海沿いのシーサイドラインを走りたい」と言うので、短期移住中で時間には余裕もあるし、寄り道しながらのんびり行くことにします。
最初の寄り道は「涙岬」
シーサイドラインを走っていると、突然「涙岬 →」という標識が登場しました。その直後に駐車場が現れるので、標識の勢いに負けて、私たちもふらりと立ち寄ることにしました。
浜中町といえば、「ルパン三世」の原作者モンキー・パンチさんの故郷。町全体がルパン推しで、至るところにイベントや看板があります。
\ルパン、ザ・サァーーードゥ♪/

駐車場からは岬に向かうための遊歩道が続きます。草が風でなびいてとても広い。ひろいなぁ。ひろいねぇ。気持ちいいねぇ。ひろいなぁ。ひろいねぇ。気持ちいいねぇ。・・・を繰り返しながら進んでいきます。
\だってひろくて気持ちいいんだもん(開き直り)/

そして歩いていくと突然断崖絶壁が姿を現します。のぞき込むと足がすくむほどの深さです。岬の先端まで遊歩道が続いています。遊歩道の両側に柵はあるけれど、それでも吸い込まれそうで背筋がゾクッとします。
\安心してください。柵がありますよ/

展望台から向こうの崖の形を見ると「人の顔に見える」と言い伝えられているそうです。が、私にはどうしてもイルカに見えてしまう。
\ドルフィン/

反対側に目をやると、岬が続いています。木が生えていないのは、風の影響なのかな。
\抹茶プリンにしか見えない/

とてもいい景色でした。家族は展望台で写真に夢中です。曇ったり霧が出ていたりで絶好の見晴らしとは行きませんでしたが、これも一期一会。しっかり楽しんでいます。
\みんな写真に夢中/

ここでひとつ愚痴を。駐車場に戻ったら、案内看板の真ん前に車がピッタリ停めてあるんです。広い駐車場で他のスペースもたくさんあるなのに、なぜあえて看板を隠すのか…。おかげで写真を撮るときは、身を乗り出して腕を目一杯伸ばす羽目になりました。思い出してもプリプリしちゃう。人に迷惑をかけない駐車、基本中の基本だと思うのだけど。まあ「うっかり」であってほしいと信じることにします。
\このタイミングで世界で一番邪魔なクルマの写真/

琵琶瀬展望台で「まっしろしろすけ」
次の寄り道は「琵琶瀬展望台」。国道沿いに大きな展望台と駐車場が見えたので、これは寄らずにはいられません。
展望台に登ってみると……視界いっぱいの白。そう、濃い霧。せっかくの霧多布湿原が一面まっしろしろすけ状態です。ホームページで見た絶景とはまるで別世界。。。というか何も見えません。自然相手だから仕方ないですね!
\あっという間に諦める気になる白さ/

\晴れていたらこんな景色が見えるみたいです/
※公式からお借りしました※

展望台にはトイレや売店もあり、掃除が行き届いていてとても清潔でした。売店のおばちゃんが「毎日掃除してるのよ」と誇らしげに話してくれて、気持ちまでほっこり。
琵琶瀬でいただく朝ごはん
景色は霧に隠されているし、涼しすぎてむしろ肌寒いし、朝早かったので午前のおやつもかねて、温かい朝ごはんをいただきます。お土産も売っている ふじ さん。
\入り口の冷蔵庫に海鮮がたっぷり入っています/

何人か来たお客さんで、かきラーメンを注文している方が3人いました。有名なのかな?
まずは、一日10杯限定のホタテ汁。ひと口すすると、ホタテの旨味が体中に広がりまず。汁しか飲んでいないのに、ホタテを食べているみたいにホタテの味がします。思わず「ぅんまい」と声が漏れます。具にもホタテがゴロゴロ。北海道に来て良かったと思える瞬間です。
\ホタテざくざく/

次は揚げいももち。外はサクサク、中はふわふわもちもちのびのびで、甘めのタレと相性抜群です。芸術作品と呼びたいレベル。
\このいももちは芸術だ!/

さらに蒸し牡蠣です。入り口の冷蔵庫から取り出した牡蠣を、その場で蒸してくれました。贅沢極まりない。熱々で大ぶり、プリプリの身をふーふーしながら一口で頬張ると、口の中が幸せでいっぱいになります。なにもかけずに頂くのが好きなのですが、ちょうどいい塩味で最高です。
\入り口の冷蔵庫に海鮮がたっぷり入っています/

仕上げは焼きとうもろこし。走りながらみんなで食べよう!と車に持ち帰ったけど我慢できず、すぐにかぶりつきました。甘さが口いっぱいに広がり、3人に一口ずつ分けた後、結局ひとりでほとん食べちゃいました。「北海道のとうもろこし、うまい!あまーい!」と誰にともなく叫びたくなる味でした。
\先端まで実がぎっしり/

道の駅「スワン44ねむろ」で小休止
さらに車を進めて到着したのは、道の駅「スワン44ねむろ」。名前の通り、白鳥をテーマにした道の駅で、風連湖の白鳥をテーマにした施設です。
\道の駅って、なんでこんなにワクワクするのか/

道の駅の周りの散歩道から風連湖が見えます。北海道の湖って、すぐに行けるところにあるのにめちゃくちゃ広くて雄大な景色が広がります。
\風がつく名前は神秘を感じる/

湖の周りに緑が多くて、空気が美味しい。湖をよく見ると、なにか動物がいるように見えます。ジジババ娘は相変わらず写真撮影に夢中です。
\鳥なのかシカなのか。もしかして岩?/

まだまだ続く、根室への道
朝7時前に釧路を出発して、ここまでで既に時刻は11時半。寄り道だらけでなかなか前に進みません。でも、それがこの旅の面白さですね。予定通りに進まないからこそ出会える景色や味があり、家族の会話が弾みます。
この後はいよいよ根室市街を経由し、最終目的地の納沙布岬へ。日本の東端に立つ瞬間を思うと、ワクワクが止まりません。