このブログは、ふうこのバケットリスト「死ぬまでにやりたいこと100」を紹介しています。自分らしく輝き続けるために大切にしている夢や目標を、毎日の生活に彩りを添える小さな願いから大きな挑戦まで、一つずつ心を込めて実現していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
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お昼ご飯は、家族で和商市場に行き、勝手丼を堪能しました。

旅行や観光の醍醐味といえば、外での食事や街歩きなのですが、「夜は自宅でゆっくり食べたい」というのをかなえられるのが、短期移住ならではの嬉しいポイントです。
市場をたっぷり探検しならが、夕飯用にいくつか買い物をしました。そのあと、家族3人を家に送り届けました。そこで「夕飯の買い物してくるね!」と声をかけ、一人でショッピングマート雷さとうに向かいます。ひそかに、もう一度行きたいと思っていました。

一人で買い物に出ると、好きなものを見て回れて楽しいです。
主婦にとってのテーマパーク「雷さとう」
ショッピングマート雷さとうさんには、もう一回行きたいと思っていました。前回訪れたときに、品揃えの豊富さと価格の安さに心を掴まれてしまいました。お財布に優しく、しかも新鮮な食材が揃っている場所というのは、主婦にとってはまさにテーマパークのようなもの。買い物自体がアトラクションであり、商品を選ぶワクワク感はジェットコースター並み。お得な値札を見つけたときの高揚感は、まさに“落下寸前のスリル”に近いのです。
「ディズニーランドよりも雷さとうに行きたい」──そんなふうに言うと夢がないように聞こえるかもしれませんが、夢の国に行くのは年に一度あれば十分。でも日常の生活を豊かにしてくれる買い物は、何度訪れても飽きません。そう、私はただ現実的なだけなのです。(それが面白くないときもありますが)
\欲しかったのはお家用の冷凍ホタテ/
※価格は2023夏のものです※


和商市場、くしろ丹頂市場、そして雷さとう。この三つを組み合わせれば、食卓の充実度はまさにスペシャルコース。東京でいえば「ディズニーランド、ディズニーシー、そしてUSJをはしごした」くらいの豪華さと満足感があります(笑)。
この日も、店内に入った途端に心が弾みました。見慣れない地元食材、驚くほどリーズナブルな価格設定。もちろんリピート買いするものもいくつかありましたが、新しい出会いも大切にしたい。
そうして目に飛び込んできたのが──サクランボ。その赤く輝く果実、というかPOPに書かれたお値段に、思わず視線が釘付けになりました。神奈川での価格を知っている私にとっては「半額ぐらいでは?」と思えるほどお得な印象。しかも北海道産です。
そして本日の本命食材は、冷凍ホタテ。これはお家用にどうしても欲しかったものです。ホタテは刺身でも焼きでも美味しく、保存もきくのでとても重宝します。今回の夕飯の計画のなかでも、ホタテは欠かせない存在でした。
お楽しみのおうち夕飯
市場で買った食材をお家ですぐに料理して食べられるのは移住ならではのお楽しみです。
雷さとうのホタテはバター焼きに
まずは、雷さとうで買ったホタテを焼きを作ります。味を2種類にして、ニンニク醤油焼きとバター焼きにしました。ホタテのバター焼きを食べたかったのだけど、家族はバターが苦手な傾向にあるので、家族がどっちが好きなのか、確認しようと思って、お味見用に作ってみました。
ジュワッと広がる香ばしい匂いが部屋いっぱいに漂い、娘が「いい匂い〜!」と近寄ってきます。熱々に焼き上がったホタテを、食卓に並べ「どっちが好きか選んでね!」と声をかけると、家族3人が真剣な顔つきで食べ比べを始めました。
\選ばれるのはどっち!?/


結果は……なんと「どっちも同じ!」。まさかの引き分けです。「どっちも美味しい」というシンプルな答え。少し肩透かしを食らったような気もしましたが、裏を返せば「どちらでも美味しい」ということ。ポジティブに受け止め、「じゃあ次からは私の好きなバター焼きを作ろう」と心に決めました。
くしろ丹頂市場の野菜で煮物とサラダ
ババは丹頂市場で購入した新鮮な野菜を使って、煮物とサラダを準備してくれました。ずっと気になっていた釧路産パプリカもようやく食べる機会が来ました。
\お待たせしました/


メインは和商市場のズワイガニ
そして、夕飯の主役は和商市場で購入したズワイガニです。なんと5脚で1,000円ほど。先日は花咲ガニを頂いたので、今回は違うカニにしました。
値段を聞いて思わず耳を疑うほどの安さです。アラフィフになり、少々記憶力があやしくなっているとはいえ(笑)、この価格のインパクトはしっかり残っています。「カニって高級食材じゃないの?」と首をかしげるほどお得で、足の詰め合わせを見た瞬間に即決しました。家でカニを思う存分食べられるなんて、まるでご褒美のようです。
\足の詰め合わせ/


ズワイガニの準備として、ママ(私)は「せっせ、せっせ」とカニをひたすら剥き続けます。カニの殻を外すたびに、プリッとした身が現れるのが嬉しいです。殻から手で取りにくい小さな身は、ついつい口へ運んでしまい……気が付けばすでにお腹が八分目に(笑)。
ママのつまみ食いはありましたが、全部を剥き終えてテーブルに並べると、思っていた以上のボリュームに驚きました。
\どどどどん!/


釧路の夕日と食卓
夕飯の準備(カニ剥き)を進めていると、ジジとババは「今日は夕日がきれいに見えそうだ」と言って、カメラを片手に出かけていきました。釧路といえば「夕日の美しい街」として知られています。その日も水平線に沈む太陽がオレンジ色に染め上げ、空と海を優しく包み込む光景が広がったそうです。ただし写真の出来栄えは……それはまた別の話。撮影自体を楽しんでいるのが、ジジババの微笑ましい特徴です。
その間、娘はソファでゴロゴロとくつろぎタイム。
ジジババが帰宅して、いざ食卓につくと、家族も夢中でカニをほおばり「おいしい!」と笑顔に。市場での買い物と自宅での食卓、この二つがつながって完成する時間こそが、短期移住ならではの贅沢だと感じます。
旅行中はつい外食が増えてしまいがちですが、こうして市場で買った食材を自分の手で調理し、家族みんなで囲む夕食は格別です。お財布に優しいだけでなく、何よりも「暮らしている」実感が持てる。短期移住の醍醐味は、観光以上にこうした“日常の延長線にある特別な時間”にあるのかもしれません。
この日の夕食は、和商市場のズワイガニ、丹頂市場の野菜、雷さとうのホタテと、三つの市場を巡った成果が一堂に会した豪華な食卓。ジジババの夕日談義、娘のまったり時間、そして私の自己満足に満ちた調理タイム。どれもが心地よく重なり合い、最高の一日を締めくくることができました。